私の仕事は主にプログラミングですが、年も年なので未経験者や若い人の指導も結構あります。
装置を作るにあたって選択する器機類のアドバイス、どのようにセンサーなどをチョイスするかの指導、プログラミング以外が大半かもしれません。
もし間違った考えで器機選定をしたら致命的です。
稟議申請で予算が決まっているのに器機の買い換えなどできませんので、最初の仕様決めなどが重要になってきます。
そんな訳で「何故この仕様にしたのか」「何故この器機を選択したのか」は徹底的に聞き取りを行いますが、当然の事ながら皆さんよく考えて器機選定を行っています。
無論、間違えや勘違いなどで間違った器機選定している事もありますが、きちんと考えたうえでの器機選定は問題視しません。
問題なのは私が「何故」を聞いた時にきちんと答えられない人です。
会社に入って2年のまだ新人君は未経験な事も多く知識も多くありません。
知識が少ないなら少ないなりに聞いたり調べたりすれば大半の問題は解決しますが、そういった事を全く行わず、何となく器機選定をしていました。
そこで私が器機選定の理由を聞いたところタイトルにある「特に理由はありません」の言葉が返ってきました。
理由がない器機選定...そんなのあり得ません。
全ての事柄には些細であれ必ず理由が存在します。
何かを設計する。
それは何を求められ、それを満たすには何が必用かを考え、要求を満たすために必用な物をチョイスする。
基本的な考えを「再再度」教えた後、理解度や疑問点がないかを確認したら「はい、すみません」の返事が...ん~大丈夫だろうか?
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